日時 2022年12月4日(日)9:00~16:00
場所 桐生クリスマスローズガーデン https://www.kiryu-crg.com/
天候 晴れ
参加人数8名 講師2名 篠原、高丸
内容
冒頭 講習説明
午前 火起こし
1)ナイフの取り扱いについて 2)バトニングによる薪割り
3)フェザースティックの作成
4)ファイヤースターターでの火おこし 補足で火打石、摩擦式火おこしについて説明。
午後 ロープワーク
1)ボーラインノット+スリップノット(もやい結び+引き解け)
2) エバンスノット+スリップノット(二重止め結び+引き解け)
3) バタフライノット (中間者結び)
4)トラッカーズヒッチ (万力結び)
5)トートラインヒッチ (自在結び)
6)クローブヒッチ (巻結び)
7)コンストリクターノット(固め結び)
8)チェーンノット(鎖結び)
冒頭
① 何故キャンプスキル(サバイバル)が必要なのか?
1)自然災害による日常生活の損失 2)戦争等外部要因による日常生活の損失
サバイバル環境下での優先順位
1)酸素 約3秒 2)体温 約3時間 3)水 約3日間 4)食料 約3週間
② 火の重要性
1)体温の維持 2)飲み水の確保(煮沸消毒)3)食料の過熱調理 4)明かりの確保
③ 燃焼について
有機物が光と熱を伴う酸化現象(科学反応)である事、その為、太薪のままでは火起こしがしづらい事、酸素を多く取り入れるためにフェザースティックが有用である事。
上記についてお話させていただきました。
講習の様子
天候にも恵まれ朝こそ寒かったものの、日中は暖かく上着を脱いでいる方がほとんどでした。バトニングの実習時などは皆さん頑張って作業していた事もあり、若干暑そうでした。
フェザースティックの作成では、最初の頃は上手く出来ない方も多くいらっしゃいましたが、練習の甲斐もあり、最後は皆さん上手に作れていました。
一人ずつ作っていただいたフェザースティックにファイヤスターターにて着火し、お昼のBBQ用の火起こしをして頂きました。
お昼のBBQでは、ステーキ(少量)、BBQチキン、ウィンナー、焼きそば等を食べましたが、みんなで起こした火で行うBBQは嬉しかった様で、「自分たちで起こした火でBBQっていいですね」などと声をかけて頂けました。
午後のロープワーク講習では、午前中に頑張って薪割りして頂いた薪で杭を作り、その杭を使い、練習して頂きましたが、やりづらい環境にもめげずに皆さんもくもくと練習していらっしゃいました。
ボーラインノットとバタフライノットが難しかったようで、苦戦している方が目立ちましたが、最後には習得して頂けて笑顔を見せてくださいました。
当初チェーンノットは予定しておりませんでしたが、私がぶら下げていたチェーンノットにしてあるロープが気になったらしく、希望により実施致しました。
一日を通して皆さん、真剣に楽しく講習を受けて頂けたと思います。