開催日時:2023年9月23-24日
開催場所:たかはぎキャンピングパーク
この度、JBA 日本ブッシュクラフト協会 初となる「野営ベーシック」の認定資格がスタートいたしました!(前日にはロープワークベーシックを開催)
設営バリエーション無限とも言える正方形タープを駆使し、実際の野営で便利に使える複数の設営をマスターしていただく講習会。
↓デモ設営された「タープティピー」にご満悦の女性ブッシュクラフター
この講習では、「最新」「珍しい」「難しい」とかはどうでもよく、「本当に野営で使える実用的設営」に絞って「特徴・コツ・キモ・ミソ・ワザ」のような部分も詳しく解説。
午前中は座学から始まります。このへんはJBAの特徴で「わかりやすく論理立てて説明し、講習生は他人に教えられるレベルなる」を重視しているため、必ず座学が入ります。
初となる講習、代表理事の相馬自ら登壇しました。
外に出てからは、講師自らデモンストレーションで設営を行います。そのため講師は「音速設営」が可能です(笑) (実際にはちゃんと説明しながら設営しています)
このときに「特徴・コツ・キモ・ミソ・ワザ」なども伝授していきます。
講師だと、リッジライン設営によるアディロンダックを普通の速度でやっても6分ほどで設営できます。
講師のロープは一部が蛍光カラーで見本として確認しやすくなっています。
そう、この野営ベーシックは基本的にロープワークによる設営で進みます。実際の山の中にわざわざタープポールを持っていく必要はなくなります。(但し、トレッキングポールを使う術は併せて解説しています)
そのため、野営ベーシック受講には当協会の「ロープワークベーシック」の合格、または相当する技術を習得済みであることが条件となります。(詳しくは募集ページ参照)
タープティピーもこれだけ集まると圧巻です!樹木の都合上センターポール設営となっていますが、支給品の「ブッシュタープ」は吊り下げ設営が可能なのでノンポールでも出来ます。
皆さん習得したロープワークを思い出しながら・・・頑張っています!
講習中、気になったことは何でも質問してください。
講師やサポートメンバーからも、積極的・能動的にどんどん教えていきます。
講習生同士も「同好の士」ということで、本当に打ち解けるのが早いんです(笑)
最後には、実技試験・筆記試験があります。
JBAが必ず試験を行っているのには「客観的指標になる」という理由があります。様々な得意先様からアウトドアプロとしてのお仕事をご依頼いただくにあたり、「試験をパスし、協会から認められたという証明書がある」というのはとても重要なことです。
体験だけした人や、試験に落ちた人には、JBAから称号は付与しておりません。
そして、みんなで記念写真!今回は全員合格!おめでとうございます!
講師:代表理事 相馬拓也